世界の第3四半期クラウド市場、アマゾン、マイクロソフト、グーグルの上位3割で市場の約3分の2を占める
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Synergy Research Groupは2022年10月27日、「3四半期のクラウドインフラ市場調査」を公表しました。
Synergy Research Groupの新データによると、第3四半期の企業のクラウドインフラストラクチャサービスへの支出は570億ドルを超えています。
歴史的な米ドル高と中国市場の厳しい制限という2つの大きな逆風にもかかわらず、昨年度第3四半期から110億ドル以上、増加しています。
この支出増は、前年同期比24%の成長率に相当します。もし為替レートが昨年と同じであった場合は、成長率は30%を超えているとしています。
クラウドインフラ市場が力強い成長を続ける中、第3四半期にはグーグルが前四半期に比べてシェアを伸ばし、アマゾンとマイクロソフトのシェアは比較的横ばいで推移しています。
1年前と比較すると、3社とも少なくとも1ポイント以上シェアを伸ばしています、アマゾン、マイクロソフト、グーグルの3社合計の世界市場でのシェアは、1年前の61%から当四半期には66%に上昇しています。
他のすべてのクラウド事業者は、成長率が市場リーダーを大きく下回っているため、市場シェアの合計は50%から34%に急落しましたが、2017年後半から売上は3倍になっています。
上位3社が大きくシェアを伸ばし、続く事業者のシェアは落としているものの、2桁の力強い収益成長をみせている点もあげています。シェアを拡大するには、自社の強みとなる特定領域で大手上位3者を凌駕できるようなところを狙うべき、としていますが、そういった市場への目利きも重要となっていくでしょう。
出典:Synergy Research Group 2022.1027
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