オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

副業・兼業を「している」約2割、「今後始めたい」約6割、背景に中長期的なキャリア形成意識の高まり

»

株式会社ビズリーチは2022年10月31日、年収750万円以上のビズリーチ会員を対象とした、「副業・兼業に関するアンケートの結果」を発表し、この中から複業・兼業の状況や始めた理由などについて、紹介をしたいと思います。

現在、副業・兼業を行っている方は17.6%でした。また、今後副業・兼業を始めたい方は58.9%で、既に行っている人と合わせて76.5%と、多くのビジネスパーソンが副業・兼業に興味を持っています。

年代別に見ると30代の意欲が最も高く、40代が続いています。直近1年で副業・兼業への興味・関心が高くなった方は43.5%で、副業・兼業を考えるビジネスパーソンが急激に増加しています。

興味・関心に変化があった理由として、日本経済や労働環境の変化による将来への不安から、キャリア自律の意識が高まっていることが考えられるとしています。

ビズリーチは自身のキャリアを中長期的に捉え、副業・兼業を始めるビジネスパーソンが今後、増加すると予測しています。

スクリーンショット 2022-11-14 075630.jpg

出典:ビズリーチ 副業・兼業に関するアンケートの結果 2022.10.31

スクリーンショット 2022-11-14 075738.jpg

出典:ビズリーチ 副業・兼業に関するアンケートの結果 2022.10.31

副業・兼業を行っている、または始めたい理由は、「新たな経験やスキルを得て、仕事の幅を広げたいから(38.7%)」が最も多く、「自身のこれまでの経験やスキルを試してみたいから(37.2%)」「企業に依存しないキャリアを築きたいから(32.9%)」が続く結果となっています。

また、副業・兼業においては、「仕事内容も報酬も同程度重要」と回答したビジネスパーソンが最も多く約半数となる一方で、「報酬よりも仕事内容を重視」が4割以上で、「仕事内容よりも報酬を重視」は1割未満にとどまっています。

年収750万円以上のビジネスパーソンにとって、自身のキャリア形成につながる「仕事内容」であるかどうかが、副業・兼業を行ううえでの重要な要素であることがうかがえます。

スクリーンショット 2022-11-14 075824.jpg

出典:ビズリーチ 副業・兼業に関するアンケートの結果 2022.10.31

スクリーンショット 2022-11-14 075925.jpg

出典:ビズリーチ 副業・兼業に関するアンケートの結果 2022.10.31

Comment(0)