SDGsに積極的な企業は5割超に ~SDGsに関する企業の意識調査(2022年)
帝国データバンクは2022年8月25日、「SDGsに関する企業の意識調査(2022年)」を公表しました。
帝国データバンクの調査では、自社におけるSDGsへの理解や取り組みについて、「意味および重要性を理解し、取り組んでいる」企業は23.6%となっています。
「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」(28.6%)と合計すると『SDGsに積極的』な企業は前回調査(2021年6月)より12.5ポイント増の52.2%と半数以上となっています。
出典:帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査(2022年)2022.8.25
「大企業」ではSDGsに積極的な企業が68.6%となった一方、「中小企業」は48.9%で大企業を大きく下回っています。
他方、積極的な企業を業界別にみると、『農・林・水産』が72.6%で最も高くなっています。
出典:帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査(2022年)2022.8.25
SDGsの17目標のうち、現在力を入れている項目および今後最も取り組みたい項目では、『働きがいも経済成長も』が最も高くなっています。
いずれの項目でも『つくる責任つかう責任』や『エネルギーをみんなにそしてクリーンに』が上位となっています。
出典:帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査(2022年)2022.8.25
今後最も力を入れたい項目も「働きがいも経済成長も」が首位となっています。
出典:帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査(2022年)2022.8.25
SDGsへの取り組みによる効果について、「企業イメージの向上」が37.2%でトップとなり、「従業員のモチベーションの向上」(31.4%)も3割台となっています。
総じて、SDGsへの取り組みによる効果を実感した企業は66.5%となっています。
出典:帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査(2022年)2022.8.25