「100人でみた日本」 〜令和4年版厚生労働白書から
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厚生労働省は2022年9月16日、「令和4年版厚生労働白書」を公表しました。
令和4年版厚生労働白書は2部構成となっています。その年ごとのテーマを設定している第1部では「社会保障を支える人材の確保」と題し、現役世代が急減していく人口構造を踏まえ、医療・福祉サービスの提供の在り方、人材確保に関する今後の対応の方向性をテーマとしています。
【第1部】テーマ「社会保障を支える人材の確保」
【第2部】テーマ「現下の政策課題への対応
この中から、日本を100人の国に例えて、「100人でみた日本」、についてとりあげたいと思います。
日本の人口の構成をみてみると、高齢化が進み、65歳以上は100人中28.9人となっており、世界と比べても最も高い数値となっています。そのうち75歳以上は14.9人となっています。
出典:令和4年版厚生労働白書 2022.9
仕事についているのは53.5人で、正社員は28.7人となっています。パートが8.2人、アルバイトが3.5人など、雇用形態も多様化しています。
出典:令和4年版厚生労働白書 2022.9
健康・医療についてみてみましょう。
日常生活の悩み・ストレスを感じているのは47.9人となっています。かなり高い数値となっているという印象です。
出典:令和4年版厚生労働白書 2022.9
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