交通分野におけるデータ連携の高度化に向けて
»
国土交通省は2022年6月27日、「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」の取りまとめを公表しました。
これまで、国土交通省では、新たなモビリティサービスである MaaS の基盤となるデータ連携のあり方について、デジタルチケットやリアルタイムに変化する運行情報等の動的なデータの連携・利活用の高度化を推進し、エリアやモードをまたいだシームレスな移動を実現することの意義や必要性、課題等の整理を目的として検討会を設置し、議論をすすめています。
これまで、
[1]チケッティングの連携高度化:
[2]リアルタイムデータの連携高度化
[3]データ連携高度化
を後押しする基盤の方向性という観点から検討を行い、この度、デジタル化進展段階の異なる事業者間においても、データ連携の意義を共有し、連携高度化に向けたステップ及びステップを進める上で必要な措置を確認できるための対応等を整理し、取りまとめています。
出典:国土交通省 「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」の取りまとめ 2022.6
令和4年度においては、これまでの議論を踏まえ、連携高度化の意義や留意点等を「MaaS関連データの連携に関するガイドライン」に反映・改訂することや、関係する事業者や政府・自治体等と協力し、広域に複数事業者が連携可能なエリア等での実証等に必要な対応を実施することなど計画しています。
出典:国土交通省 「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」の取りまとめ 2022.6
今後の進め方では、今後は以下のような工程で対応を検討しています。
出典:国土交通省 「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」の取りまとめ 2022.6
SpecialPR