デジタル化による生産性向上と経済成長、遅れをとる日本
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経済産業省は2021年11月19日、「第1回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会」を開催しました。
本部会では、経済産業政策の新機軸について議論・検討を行っています。
新機軸の重要な要素の一つとなるのが、デジタルトランスフォーメーション(DX)です。
本部会では、日本のデジタル化の現状についてもとりあげています。
日本のデジタル投資額は、1994年からほとんど増えていない一方、米国は約3.5倍に増大。 デジタル投資額とGDPの動きは、ほぼ連動しており、デジタル投資の遅れが、「失われた30年」の 大きな原因となっていることを指摘しています。
出典:第1回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 2021.11
米国では2010年代に情報・通信業が経済全体の成長を牽引。一方、我が国のデジタ ル化による経済成長は小幅なものに留まっています。
出典:第1回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 2021.11
日本のデジタル投資の大半は既存システムの維持にあてられており、他国と比べて、 デジタル技術を活用したビジネス変革による生産性向上を達成できていない状況となています。
出典:第1回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 2021.11
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