これからの雇用コミュニティはクローズドからオープンへ
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経済産業省は2021年7月1日、「第1回 人的資本経営の実現に向けた検討会」を開催しました。
本検討会資料の中から、今回は、求められる雇用コミュニティのあり方について、とりあげていきたいと思います。
企業は、これまでのメンバーが替わらないクローズドなコミュニティでした。
これまでは、事業環境の予見性が高く、安定性が重要。そして、新卒一括採用が基軸で、終身雇用な年功序列による内部公平性を重視しており、企業主導のキャリア形成が中心でした。
一方、これから求められる雇用コミュニティは、メンバーので位出入りがあるオープンなコミュニティが必要とされています。
つまり、これまでのメンバーシップ型の雇用からジョブ型雇用になり、専門性を土台にした多様でオープン性が求められるようになります。
メンバーの出入りがあるオープンなコミュニティは、変革の時代に必要であり、変化への対応、イノベーションが重要となっています。
採用方法も、新卒、中途/再入社、リスキル・再配置など、外部競争力を重視し、個人の自律的なキャリア形成を促していくことが必要になっています。
出所:経済産業省 第1回 人的資本経営の実現に向けた検討会 2021.7
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