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マイナンバーカードのセキュリティー対策と紛失した場合の対応

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厚生労働省は2021年1月8日、「社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会 報告書」を公表しました。

報告書では、社会保障に係る31資格におけるマイナンバー制度の利活用に関して、
  ・ 届出の簡素化及びオンライン化
  ・ マイナポータルを活用した資格保有の証明、提示
  ・ マイナンバー制度を利活用した資格管理簿と就業届等の情報の突合による人材活用

などの論点について有識者の意見や利活用に向けて必要な今後の対応や課題をまとめています。

今回は、この中から、マイナンバーカードのセキュリティー対策と紛失した場合の対応について、とりあげたいと思います。

マイナンバーカードのセキュリティー対策は、写真が入っているため、対面での悪用は困難です。

ICチップには税や年金などの個人情報は記録されておらず、個人情報漏えいのリスクもありません。

また、マイナンバーを見られても個人情報、を盗まれることはないとしています。

アクセスの再には、アプリごとに認証番号の設定し一定数間違うと機能をロックする機能、不正に情報を読み出そうとすると、ICチップが壊れる仕組みなどの対策をとっています。

スクリーンショット 2021-01-11 7.55.10.png

出所:厚生労働省社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会 報告書 2021.1

カード紛失時の対応については、コールセンターでの対応などができ、セキュリティ対策により悪用は困難な状況としています。

スクリーンショット 2021-01-11 7.59.37.png

出所:厚生労働省社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会 報告書 2021.1

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