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「政府共通プラットフォーム第二期整備計画」の改定。政府のクラウドサービス調達には「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」が必要に

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政府のIT総合戦略本部は2020年9月30日、「第88回各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議」を開催しました。

本会議では、「政府共通プラットフォーム第二期整備計画」の改定について、議論・検討を行っていますので、その改定のポイントをとりあげたいと思います。

今回の改定の趣旨は、第二期政府共通PFの運用開始にあわせて、「政府共通プラットフォーム第二期整備計画」(2019年2月25日 CIO連絡会議決定)の改定を行うものとなっています。

改定の概要 設計開発工程の進捗等を踏まえた修正その他の策定当時からの時点更新等が中心となっています。

今回の一番の改定ポイントは、 「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」の記載です。

今回、

「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」の創設に伴い、クラウドサービス調達に当たっては同制度を踏まえて必要な対応を行う旨を追記

しています。

もう一つは、運用等経費の削減幅の目標値の確定です。

「第二期政府共通PFでは・・・第一期政府共通PFの水準に比べ、政府共通PFのサービス提供に必要な年間運用等経費について5割を超える削減を目指す。
当該経費の削減幅については、設計工程の初期段階における事前検証プロセスの実施結果等踏まえて確定する 。」としている点につき、削減幅を5割に確定。

5割の削減のためには、政府のプラットフォームの共通化や運用の効率化などによる、大胆な推進が必要となるでしょう。

スクリーンショット 2020-10-20 185852.jpg

出所:第88回各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議 2020.9.20

政府の「政府共通プラットフォーム第二期整備計画」では、AWSの採用となっていますが、こういった政府の取り組みのクラウドによる導入意義やその効果の行方が注目されるところです。

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