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日本の総人口は2019年で1億2,617万人。出生数は過去最少の「86万ショック」~少子化社会対策白書から

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内閣府は2020年7月31日、「令和2年版 少子化社会対策白書」を公表しました。

日本の総人口は、2019年で1億2,617万人。年少人口(0~14歳)、生産年齢人口(15~64歳)、65歳以上人口は、それぞれ1,521万人、7,507万人、3,589万人となっており、総人口に占める割合は、それぞれ12.1%、59.5%、28.4%となっています。

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出所:令和2年版 少子化社会対策白書 2020.7

日本の年間の出生数は、第1次ベビーブーム期には約270万人、第2次ベビーブーム期の1973年には約210万人でしたが、1975年に200万人を割り込み、それ以降、毎年減少し続けています。

1984年には150万人を割り込み、1991年以降は増加と減少を繰り返しながら、緩やかな減少傾向となっています。

2019年の出生数は、86万5,234人となり、90万人を割り込み、過去最少の「86万ショック」となっています。

合計特殊出生率では、第1次ベビーブーム期には 4.3を超えていましたが、1950年以降急激に低下しています。その後、第2次ベビーブーム期を含め、ほぼ 2.1台で推移していたが、1975年に 2.0を下回ってから再び低下傾向となった。2005年には過去最低である 1.26まで落ち込み。その後、2015年には 1.45まで上昇したものの、2019年は、1.36と前年の 1.42より 0.06ポイント下回っています。

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出所:令和2年版 少子化社会対策白書 2020.7

新型コロナウイルスの影響で出生率はどのように変化していくのでしょうか。中長期的な視点でみていく必要がありそうです。

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