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空飛ぶクルマのこれからの実装と運用イメージ

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経済産業省は2020年6月24日、「第6回 空の移動革命に向けた官民協議会」を開催しました。

本協議会では、空飛ぶクルマの社会実装に向けた論点整理(案)を整理しており、この中から、空飛ぶクルマの実装と運用イメージについてとりあげたいと思います。

空飛ぶクルマの実装イメージでは、災害時と事業利用、個人利用で分類しています。事業者利用では、荷物配送、エンタメ(遊覧)、都市内移動といったイメージをあげています。

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出所:経済産業省 第6回 空の移動革命に向けた官民協議会 2020.6

空飛ぶクルマの運用イメージです。機体や操縦者、運用形態、飛行経路、離着陸場について、短期と中長期で運用のイメージをまとめています。

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出所:経済産業省 第6回 空の移動革命に向けた官民協議会 2020.6

実装と運用イメージをみると、実現が比較的早いと思われるのが、海上・山間部・過疎エリアの荷物輸送による飛行です。

短期的には操縦者の搭乗や遠隔操縦といったことが想定されますが、操縦者なしでの利用も想定しています。

ECサイトの利用がますます進む中、空を経由した荷物配送が操縦者なしで実現することになれば、かなりのインパクトいえるでしょう。

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