目指すべきBeyond 5G の姿と求められる機能
»
総務省は2020年4月14日、「Beyond 5G推進戦略骨子」に対する意見募集を発表しました。
総務省は、5Gの次の世代である「Beyond 5G」の導入時に見込まれるニーズや技術進歩等を踏まえた総合戦略の策定に向け、令和2年1月から「Beyond 5G推進戦略懇談会」を開催し、Beyond 5Gの導入が見込まれる2030年代の社会において通信インフラに期待される事項やそれを実現するための政策の方向性等について検討し、同懇談会において、「Beyond 5G推進戦略骨子」を作成しています。
2030年代に期待される社会像はサイバー空間とフィジカル空間が一体化するサイバー・フィジカル・システム(CPS)をベースとし、これらのデータ主導社会を支える情報通信ネットワーク基盤によるSociety 5.0の実現を目指しています。
出所:総務省 Beyond 5G推進戦略骨子 2020.4
Society 5.0の実現のための、目指すべきBeyond 5G の姿では、
クラウドネイティブ、AIによるネットワーク制御、仮想化による汎用機器(ホワイトボックス)の利用が進展[ハード・ソフト分離]を3つを柱としています。これらを束ねるのがオーケストレーターです。
出所:総務省 Beyond 5G推進戦略骨子 2020.4
Beyond 5Gに求められる機能等で、超高速・大容量、超低遅延、超多数同時接続の5Gの特徴的機能のさらなる高度化に加えて、超低消費電力、超安全・信頼性、自律性、拡張性による持続可能で新たな価値の創造に資する機能の付加を目指しています。
出所:総務省 Beyond 5G推進戦略骨子 2020.4
SpecialPR