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企業におけるデータ活用の現状、1位は「なんともいえない」

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総務省は2020年1月31日、「AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回)」を開催しました。

この中から、参考資料のAI経済に関する現状等(抜粋)を中心にとりあげたいと思います。

コンピューティング資源の高性能化・低廉化や、通信インフラ/サービスの発展・普及は、多種多様で膨大なデジタルデータを効率的に生成から利用に至るプロセスに乗せることを可能とした利点をあげています。

ビッグデータとAIの発展によって、データが価値を創出する力が飛躍的に高まってきており、ICT企業に限らず、データによる価値創出を通じた高い利潤を獲得するポテンシャルがある点もあげています。

その一方、AI活用に必要なデータはあるものの使える状態になっていなかったり、データの収集ができていないという状況にあり、さらに、1位は「なんともいえない」と28%となっており、具体的な前進ができない状況になっていると想定されます。

日本企業によるデータの活用の実態を把握する中で、強みとなり得るものやボトルネックは何か?ということを政府でも検討していこうとしています。

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出所:総務省 AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 2020.1

匿名加工情報の作成は、小売業、医療・保険福祉業、サービス業などで進んでおり、匿名加工情報の活用に関しては、利用方法、費用対効果、人材不足、クレームなど様々な課題が存在しています。そういった中、認知や理解が進み、 社会的な受容性が高まれば活用が進展するのではないかとしています。
匿名加工のサービスモデルは今後、大きな利用拡大も想定されます。

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出所:総務省 AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 2020.1

日本企業におけるサービス開発・提供等における「産業データ」の活用状況は、他国と比べて遅れている傾向である点も指摘しています。

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出所:総務省 AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 2020.1

産業データの取扱・活用における課題は、データの「収集・管理に係るコスト増大」の回答割合が高く、日本企業に特徴的な課題として「人材の不足」もあげられています。

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出所:総務省 AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 2020.1

出所:総務省 AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 2020.1

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