データ活用のための「データ・バリューチェーン」
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総務省は2019年12月25日、「AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第8回)」を開催しました。
今回は、データ活用のための「データ・バリューチェーン」について、とりあげたいと思います。
収集されたデータは、それ自体ではほぼ価値を持たず、基本的にはデータ管理費のみがコストとして計上されています。
主に処理~分析プロセスの中で価値が付加されます。しかし、データの利用者からすると、データが本当に価値を生むかどうかは、コストをかけて処理~分析のプロセスを経ないと分からないというリスクがあります。
そして、データに付加される価値はプロセスや利用目的などによって変動し、一定ではありません。
出所:AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第8回) 2019.12
OECDでは、以下の側面からデータを分類しています。
出所:AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第8回) 2019.12
データの価値創造の基礎となる性質(OECDによる整理)は、「あるデータを他のデータセットに統合できること(接続可能性)」など、8つの性質に分類しています。
出所:AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第8回) 2019.12
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