通信基地局の世界シェアトップはファーウェイ(中国)、モバイル用途の通信用半導体の世界シェアトップはクアルコム(米国)。日本メーカーは?
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政府は2019年10月29日、「未来投資会議(第32回)」を開催しました。この中から、5Gの加速及びポスト5Gのあり方に関する基礎資料から、世界のシェアについてとりあげたいと思います。
通信基地局の世界シェアトップは、ファーウェイ(中国)がトップで30.9%、エリクソン(スウェーデン)が27.0%、ノキア(フィンランド)が21.9%と、トップ3社で世界の8割を占めています。
日本のメーカーは、NEC(日本)の0.8%、富士通(日本)0.7%にとどまっており、各国が世界のマーケットに市場を拡大しているのに対して、日本のメーカーは国内に残っています。
出所:未来投資会議(第32回)2019.10.29
モバイル用途の通信用半導体の世界シェアをみてみましょう。モバイル向け通信用半導体の世界シェア(2018年1-3月)はクアルコム(米国)52.0%と5割を超えています。続いて、サムスン電子(韓国)14.0%、メディアテック(台湾)13.0%となっています。モバイル用途の通信用半導体の世界シェアは、米国、韓国、台湾で8割を占めています。
出所:未来投資会議(第32回)2019.10.29
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