ガートナー「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル 2018」公表、過度な期待のピーク期は、デジタル・ビジネステクノロジ・プラットフォーム、市民データ・サイエンス、OSコンテナ ほか
ガートナー ジャパンは2018年10月11日、「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2018年」を発表しました。
「過度な期待のピーク期(Peak of Inflated Expectations)」には、
デジタル・ビジネステクノロジ・プラットフォーム、WebスケールIT、モバイル・アプリ開発プラットフォーム、市民データ・サイエンス、IoTプラットフォーム、OSコンテナ、プレディレクティブサポート、ポスト・モダンERP、ベース・レイヤ・アプリケーション戦略となっています。
「幻滅期(Trough of Disillusionment)」に向かおうとしているのが、
ブロックチェーン、仮想アシスタント、オフショア・デジタル・イノベーション、ロボティクス・プロセス・オートメーション、人工知能、コラボレーティブ・ワーク・マネジメント、デジタル・ビジネスコンサルティングサービス、モノのインターネットとなっています。
一方、「黎明期(Innovation Trigger)」にあるのが、
ヒューリスティック・オートメーション、AIOpsプラットフォーム、IoTセキュリティとなっています。
ガートナーでは、2018年現在、「モバイル」「ソーシャル」「クラウド」は、ある意味利用して当たり前のものになりつつあり、モノのインターネット、人工知能、ブロックチェーンなどさらに新しいトレンドが注目を集めているとしています。
その一方で、このような個々のテクノロジとは別に、自社で運用・構築するITシステムをオープンにし、社内外のビジネス・エコシステムと連携することで、より大きな成果を得ようという発想が有望視され始めており、このような発想を実現するものとして、「デジタル・ビジネス・テクノロジ・プラットフォーム」を紹介しています。