ITR注目トレンド 〜ポスト2020の仮説では、クラウドはどうなるか
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株式会社アイ・ティ・アール(ITR)は2019年9月20日、ITRがポスト2020に向けて注目すべきIT動向と未来仮説をまとめた「ITR注目トレンド 〜ポスト2020の仮説〜」を発表しました。
ITRでは、2020年以降に予見されるIT動向について、「IT業界」「テクノロジ」「ユーザー企業」の3つの視点から仮説を取りまとめています。
出所:ITR注目トレンド 〜ポスト2020の仮説〜 2018.9
この仮設から「クラウド」の部分だけ、とりあげてみたいと思います。
■「IT業界」に関するポスト2020の仮説
メガクラウドの席巻
クラウドプラットフォームは、一部の主要なグローバルプレイヤーが席巻する
■「テクノロジ」に関するポスト2020の仮説
基幹系クラウドファーストの浸透
基幹業務系(SoR)のクラウド活用が主流となる(SaaS型ERP・PaaS上でのカスタム開発・API連携など)
マルチクラウドとサーバレスの拡大
マルチクラウド化(IaaS・PaaS・SaaSなどの併用)の進行とサーバレスの普及により、クラウド統合管理の必要性が増す
SoRへのアジャイル/DevOps適用拡大
SoRシステムの構築にもアジャイル開発・DevOps・マイクロサービスなどの適用が進む
クラウドベースのマルウェア対策へ
エンドポイントセキュリティは、シグネチャベースの製品がなくなり、クラウドベースの製品に置き換わる
これらの内容は折をみて、自分なりに掘り下げていきたいと考えています。
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