平成29年度の大学等卒業予定者の就職内定状況は、同時期で過去最高に(12月1日現在)
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文部科学省は2018年1月17日、「平成29年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」を公表しました。
取りまとめの結果、大学生の就職内定率は86.0%(前年同期比1.0ポイント増)
となり、平成9年3月卒の調査開始以降、同時期での過去最高となっています。
出所:文部科学省 平成29年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査 2018.1
男女別では、男子大学生の就職内定率は85.2%(前年同期比2.1ポイント増)、女子は87.0%(同0.2ポイント減)。また、国公立大学では、男子:86.9%、女子:87.0%、私立大学では、男子:84.7%、女子:87.0%となっています。
内訳は以下のとおりとなっています。
出所:文部科学省 平成29年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査 2018.1
背景には、若手人材の不足があります。総務省の調査では25歳から34歳の人口は2017年11月時点で133万人と、5年前よりも155万人減っています。
今後さらに、少子化が進むことで、内定状況もさらに上昇傾向が進むと予想されます。特に、大企業と比べて中小企業の人材確保が難しくなり、人材確保が困難となり倒産に追い込まれるといったことも懸念されるところです。
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