ポスト「京」、2021年頃までに世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピュータの実現へ
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文部科学省の「HPCI計画推進委員会 ポスト「京」に係るシステム検討ワーキンググループ」はは2017年11月13日、『ポスト「京」に係るシステム検討ワーキンググループ(平成29年度)コスト及び性能の評価に係る報告書』を公表しました。
最先端のスーパーコンピュータは、科学技術や産業の発展など国の競争力等を左右するため、各国が熾烈な開発競争が進んでおり、政府では、社会的・科学的課題の解決に貢献するため、2021年頃までに、世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピュータの実現を目指すとしています。
出所:文部科学省 2017.11.13
開発スケジュールでは、最先端の半導体の設計・製造について、加工技術開発の困難さなどから世界的な遅延が発生しているものの、ポスト「京」に新技術を採用し、国費総額を変更せず当初の開発目標を達成する見込みとしています。
指摘事項への対応では、性能予測の確度や不確定要素・各国比較、コスト削減、画期的な成果の創出などに項目を精査し、コスト・性能評価の結果は、おおむね妥当であるとしています。
出所:文部科学省 2017.11.13
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