「2017年版 情報通信白書」を読み解く(1)スマートフォン社会の到来
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総務省は2017年7月28日、「平成29年「情報通信に関する現状報告」(平成29年版情報通信白書)」を公表しました。
今回は、「第1章 スマートフォン経済の現在と将来」の「スマートフォン社会の到来」について、まとめてみたいと思います。
スマートフォンの保有状況は、2010年は9.7%でしたが、2016年には71.8%となています。
出所:平成29年度版情報通信白書
また、スマートフォン利用状況は、保有率の推移みると、2011年に14.6%であったものが、2016年には56.8%と5年間 で4倍に上昇しています。
出所:平成29年度版情報通信白書
世界のスマートフォンOS別インストールベース台数は、2016年時点で、スマート フォンのOSインストールベース台数の推計 値は39.6億台と、全世界の人口の過半数に 達しており、中でもAndroidが多くの比率を占めています。
出所:平成29年度版情報通信白書
2016年のスマートフォンのネット利用時間は、10代及び20代で「SNSを見る・書く」が長くなっていることが特徴、10代及び20代は「動画投 稿・共有サイトを見る」も他の年代に比べると長くなっています。
出所:平成29年度版情報通信白書
代表的SNSの利用率の推移では、代表的なLINE、Facebook、 Twitter等の6つサービスのいずれか を利用している割合をみると、全体では、2012年の41.4%から、2016 年には71.2%にまで上昇しています。
出所:平成29年度版情報通信白書
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