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AIやロボット等を活用した「データヘルス改革」について

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政府は2017年4月14日、「未来投資会議(第7回)」を開催し、厚生労働省、経済産業省、総務省から、主に医療・介護分野におけるICT・AIなどの活用について、検討を行っています。

今回は、厚生労働省から発表のあった「データヘルス改革 -ICT・AI等を活用した健康・医療・介護のパラダイムシフトの実現-」について、まとめてみたいと思います。

厚生労働省のデータヘルス改革の全体像は、ICT等を活用した「個々人に最適な健康管理・診療・ケア」の提供や、健康・医療・介護のビッグデータを連結した「保健医療データプラットフォーム」の2020年度本格稼働などにより、国民が、世界最高水準の保健医療サービスを効率的に受けられる環境を整備していくとしています。

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出所:未来投資会議(第7回) 2017.4.14

最先端技術の活用では、「画像診断支援」「医薬品開発」「手術支援」「ゲノム医療」「診断・治療支援」「介護・認知症」の6つを、保健医療人工知能(AI)の開発加速化の重点6領域としています。

AI(ディープラーニング、機械学習等)によって、
(1) 新たな診断方法や治療方法の創出
(2) 全国どこでも最先端の医療を受けられる環境の整備
(3) 患者の治療等に専念できるよう、医療・介護従事者の負担軽減 を実現。

などが期待されるとしています。

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出所:未来投資会議(第7回) 2017.4.14

遠隔診療・介護ロボットの導入推進をあげ、遠隔診療では、かかりつけ医による効率的な医療の提供。介護ロボットでは、厚労省が現場とともに「受け身」から「攻め」の開発へ転換し、現場主導の開発と普及の加速化により、利用者の生活の質の維持・向上と介護者の負担軽減を実現していくとしています。

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出所:未来投資会議(第7回) 2017.4.14

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