国内のコミュニケーションロボット市場は2020年度に
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調査会社の矢野経済研究所は2017年3月28日、「コミュニケーションロボット市場に関する調査」を公表しました。
コミュニケーションロボットとは、
人の言語や顔、存在等の認識機能や人からのボディタッチ(接触)の検知機能を有し、得られた外部情報に応じて自律的に反応する機能を持ち、実用に供せられるもの
を指しています。
本調査によると、2015年度の国内コミュニケーションロボット市場規模は23億8,500万円、前年度比279.9%と大きく伸長しています。
2014年の「Pepper」の登場により会話・動作複合型コミュニケーションロボットへの関心が高まり、2015年頃より相次いで新製品が投入され市場を牽引したことなどが背景にあり、2020年度の国内コミュニケーションロボット市場規模は87億4,000万円になると予測しています。
特に、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、交通機関や各種施設における観光案内等で会話・動作複合型コミュニケーションロボット導入の機運が高まることで新たな需要も見込まれています。
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