日本のイノベーション能力は世界21位 〜世界経済フォーラム(WEF)国際競争⼒レポートにおける日本のイノベーションランキングの現状の分析について
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未来投資会議構造改革徹底推進会合 は2017年1月13日、「未来投資会議 構造改革徹底推進会合「第4次産業革命(Society5.0)・イノベーション」会合(イノベーション)(第2回)」を開催しました。
本会合では、内閣府より世界経済フォーラム(WEF)国際競争⼒レポートにおけるイノベーションランキングの現状の分析についての情報が掲載されていますのでご紹介したいと思います。
世界経済フォーラム(WEF)の国際競争⼒レポートは、国際競争⼒指標(Global CompetitiveIndex:GCI)に基づき、各国の⽣産性の決定要因となる競争⼒を毎年評価しています。
イノベーションランキングの経年推移では、⽇本は、昨年までは4位から5位の間にて推移していましたが、2016-2017年版では8位に後退しています。
出所:未来投資会議 構造改革徹底推進会合「第4次産業革命(Society5.0)・イノベーション」会合(イノベーション)(第2回)
イノベーションランキングのサブ項⽬のスコアの経年推移(⽇本のみ)をみてみると、⽇本は、Capacity for innovation(イノベーション能⼒)のスコア・順位が2013-2014年版以降低下傾向にある状況となっています。
出所:未来投資会議 構造改革徹底推進会合「第4次産業革命(Society5.0)・イノベーション」会合(イノベーション)(第2回)
2013-14年版以降順位が下がってきている原因として、⾃前の研究開発能⼒ではなく、イノベーション能⼒について問われるようになり、自国の企業の評価が下がり、スコアと順位が低くなっているとしています。
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