Connected Car 社会の実現に向けた現状と可能性
総務省は2016年12月20日、「Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回)」を開催し、本研究会のスケジュールおよび、「Connected Car」をめぐる現状等や今後の進め方について、検討を行っています。
今回は、「Connected Car」をめぐる現状等の資料を中心に、Connected Car 社会の実現に向けた現状と可能性について、整理をしたいと思います。
将来の「Connected Car」社会は、車とネットワークがつながり新たな価値やビジネスが創出される安全・安心な「Connected Car」社会を目指しています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
「Connected Car」社会における新たなビジネス・サービスでは、 モバイルネットワークの高速・大容量化やビッグデータ、AIが大きく進展する中、つながるクルマが増えると、新サービスもどんどん増えていくことが期待されるとしています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
「Connected Car」の可能性では、クルマが「つながる」ことでクルマを自宅やオフィスのような空間にすることも可能としてます。自動運転車が普及すると、社内の過ごし方も大きく変化し、車のシェアリングが普及するとまちづくりも大きく変化していくとしています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
「Connected Car」に関する国内外の動向では、自動車メーカー各社とクラウド事業者・通信事業者等との連携が加速している事例を紹介しています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
「Connected Car」に関する国内外の動向では、そのほか、各国政府の国家戦略としての取り組みや海外企業の取り組みを紹介しています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
その一方で、「Connected Car」の脅威も指摘されています。
①遠隔操作・サイバーアタック対策
②データの真正性確保
③プライバシー保護
の3つをあげています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12
海外におけるITSセキュリティに関する取組では、ITSセキュリティに関する政府や民間の連携体制作りの推進などの取り組みが行われています。
出所:Connected Car 社会の実現に向けた研究会(第1回) 2016.12