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保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言 〜ビッグデータ活用やAIによる分析も

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厚生労働省は2016年10月19日、「保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書」を公表しました。

提言の基本的な考え方として、

ICTの技術革新を徹底的に取り入れる。
ICTの活用は、患者・国民にとって真に価値のあるものとなる必要。
患者・国民本位のオープンなインフラを整備し、患者・国民や医療機関等、産官学のデータ利活用を促進

の3つをあげ、ICTを活用した「次世代型保健医療システム」の姿と、これを構築するためのアクション・工程表を定時していくとしています。

本提言で実現していく患者・国民にとっての価値では、

ビッグデータ活用やAIによる分析
ICTを活用した遠隔医療や見守り
地域や全国の健康・医療・介護情報ネットワーク
ビッグデータ活用によるイノベーション

の4つをあげています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

ICTを活用した「次世代型保健医療システム」の考え方は、患者・国民の「Well-being」の実現をあげ、「3つのパラダイムシフト」と「3つのインフラ」でまとめています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

最新のエビデンスや診療データを、AIを用いてビッグデータ分析し、現場の最適な診療を支援する「次世代型ヘルスケアシステム(仮称)」を整備していくとしています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

また「、保健医療専門職に共有され、個人自らも健康管理に役立てるものとして、すべての患者・国民が参加できる「患者・国民を中心に保健医療情報をどこでも活用できるオープンな情報基盤(PeOPLe(仮称)」を整備していくとしています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

さらに、(PeOPLe(仮称)」や目的別のデータベースから、産官学の多様なニーズに応じて、保健医療データを目的別に、収集・加工(匿名化等)提供できる「データ利活用プラットフォーム(仮称)」を整備していくとしています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

「次世代型保健医療システム」の全体イメージは以下のとおりです。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

「次世代型保健医療システム」の構築に向けた主なアクション・工程表は以下のとおりで、2020年度には「次世代型保健医療システム」のインフラの段階運用を目指していくとしています。

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出所:厚生労働省 保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 提言書 2016.10

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