2015年度の仕事を振り返ってみて
2015年度も終わり、2016年の新しい年度を迎えています。
自分自身の振り返りの意味で、2015年度を自分自身の仕事を中心に少し振り返ってみたいと思います。
2015年度は、主に広報宣伝、マーケティング、そして、エバンジェリストなどを中心に活動しました。
広報宣伝は、イベントやセミナー企画や出展対応、ニュースリリースや記者会見対応、メディアからの取材対応といった業務を担当しました。
2015年度は3月に大幅に機能拡張をしたサービスの発表をしたこともあり、本サービスのプレゼンス向上に向けた取り組みに注力しました。
例年と比べると、イベントやセミナーへの出展回数も増え、メディアで紹介されるケースも比較的多くなり、海外の事業者が先行している中において、エンタープライズの分野におては、同じ土俵で戦うことができたと感じています。
エバンジェリスト活動は、正確には数えていませんが、おおむね50回から60回の講演を担当する機会をいただきました。
テーマは、クラウドやオープンデータから、スマートマシンなどの分野を担当し、特に、AIやロボット、ドローンなどの領域の関心の高さを感じました。
クラウドのレイヤはコモディティ化が進み、IoTやデジタルビジネス、そして、スマートマシンといったより上位レイヤで、かつ、ビジネスの仕組みを変革していくといったアプローチが高くなってきているように感じています。
エバンジェリスト活動は、多くの講演を担当しているようにみられがちですが、その一方で、大手企業のCIOなど、情報システム部門の意思決定者層に、営業と同行し、お客様ニーズ発掘など、案件に直接関与する機会も増えてきました。企業ユーザは、各社のクラウドサービスの提案よりも、クラウドをどのような形やステップで導入していければいいのか、お客さまの視点にたって、アドバイスや提案することの重要性を感じた1年でした。
クラウドの利用者層も、これまでイノベーターやアーリーアダプターなどから、アーリーマジョリティやレイトマジョリティといったように、クラウドファーストやクラウドネイティブ、そして、クラウドノーマルが進むにつれて、クラウドを導入するユーザ層が大きな変化も感じました。
デジタルトランスフォーメーションというアプローチに注目が高まってきていますが、デジタルトランスフォーメーションが進む中、クラウドをどのように活用していくかは、情報システム部門にとって、さらに大きな位置づけとなっていくでしょう。
そのほか、幸運にも、社内外から、クラウドのビジネスに関すること、技術に関すること、新しい領域への対応、CIOへの訪問、パートナーアライアンス、政策提言など、非常に多岐にわたる依頼や相談をいただく機会を多くいただくようになりました。
ただ、自分の能力不足や展開不足もあり、必ずしも十分に対応しきれなかったという反省点もあり、2016年度は組織的に、チーム的にこの辺をうまく改善し、成果をだしていく仕組みを考え行動していくことができたらと考えています。
2015年度は、自分自身、仕事を含めて大きく前進することができ、それなりに成果も伴い、自分自身の提案をうまく採用いただく機会も増えてきました。
2015年度の前進を踏まえ、2016年度の仕事をどのように向き合って、進んでいくか。自分自身キャリア設計もしっかりと考え、行動していくことができたらと考えています。