私のオルタナブログ履歴書(5)クラウドと書籍出版
2008年の初め頃から「クラウドコンピューティング(以下、クラウド)」というキーワードが時々聞かれるようになりました。
まだ、国内の事業者がクラウドというキーワードを使うことはほとんどなく、AWSをはじめとした外資系企業を中心にクラウドがキーワードを使い始めていた時期でした。
当時、今のように、クラウドが浸透しているわけでもなく、定義が曖昧で、クラウドに対してネガティブな意見も多々あり、私自身も半信半疑の状態でした。
私自身は、2008年5月ごろからクラウドをテーマにブログを書き始めるようになり、ブログの中ではじめてクラウドを使ったのが、2008年5月22日の「クラウドコンピューティングで企業のメールはどうなる?」で、その後、今日まで地道コツコツととりあげてきています。
カテゴリの「クラウド」 をクリックすると、これまで、クラウドをテーマに1050回を超えるほどとりあげてきています。ブログはこれまで2800以上回を書いてきていますが、その3分の1がクラウドを占めています。
2008年の夏ごろ、これまで書いてきたブログがきっかけとなり、幸いにも書籍執筆の機会をいただきました。執筆のテーマは、いくつかのテーマを考えましたが、最終的にはクラウドをテーマに進めることになりました。
自分で書籍を自分自身が書けるのか、クラウドをテーマにして本当に大丈夫なのか、いろいろと悩みと試行錯誤が続きましたが、クラウドの勉強や取材などを通じて、そして、出版社の皆さんをはじめ関係者の皆さんのご支援もあり、なんとか2009年2月に出版にこぎつけることができました。
はじめて、大型書店に自分が書いた書籍が平積みになっているのをみて、感動したことを覚えています。