Windows Server 2003からどれくらいクラウドに移行するのか?
「Windows Server 2003/Windows Server 2003 R2」(以下、「Windows Server 2003」)が2015年7月15日に延長サポート終了となっており、ユーザ企業各社は「Windows Server 2003」から「Windows Server 2012」以降のバージョンにオンプレミスのままでの移行か、クラウドへの移行かといった選択を迫られています。
SIベンダやクラウドサービス事業者は、「Windows Server 2003」からの移行にあたっての導入コンサルからクラウドサービス提供など、大きなビジネスチャンスと捉えて各社、関連ソリューションやサービスを展開しています。
では、ユーザ企業はどのような「Windows Server 2003」の移行プランを考えているのでしょうか?
調査会社の 451 Researchが発表した「Hosting and Cloud Study 2015」では、ユーザ企業の「Windows Server 2003 Migration Plan」の調査結果を掲載しています。
ユーザ企業はオンプレミスのままでの移行が25%となっており、ホスティングプロバイダへの移行が18%、オンプレミスとホスティングプロバイダとのハイブリッド利用が13%、パブリッククラウドへの移行が11%となっています。
出所:451 Research, Hosting and Cloud Study 2015
ユーザ企業は「Windows Server 2003」に移行にあたって、サービスプロバイダの支援が必要と回答したのが68%にものぼっており、事業者にとっては、大きな商機ととらえることができるでしょう。
出所:451 Research, Hosting and Cloud Study 2015