オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

2015年ニーズの高いITプロフェッショナル人材

»

ITプロフェッショナル人材の不足感が高まっています。非営利のIT業界団体のCompTIAが発表した米国やイギリス等の649社に実施したITプロフェッショナル人材に関する調査によると、54%の企業でIT技術者の採用に積極的な採用を行っています。

需要が高いIT技術者は、もっとも高いのが「IT support and service workers」で、続いて「Application development」、「cloud computing expertise」と続いています。

comptia.jpg

特に、Large IT Firms(大手IT企業)において、その需要が高いようです。

米国の失業率が、労働統計局が発表した調査によると、2014年12月の時点で失業率が5.5%となっているものの、ITプロフェッショナル人材に対する採用意欲は高い状況となっています。

日本においてもIPAが2014年4月に発表した「IT人材白書2014」にも年々、IT人材の不足が顕著になっている点が指摘されています。

これから、IoT/M2M、ロボットや人工知能など、さまざまな分野においてデジタルビジネスが進む中において、ITプロフェッショナル人材の育成は、益々重要になっていくと考えています。

参考文献
2015 IT Jobs Outlook: IT Pros In Demand 2015.2.4

Comment(0)