ITが開く新世界(日経新聞より)
日本経済新聞正月の記事の第二部はIT関連の特集が組まれていましたので、気になる部分を少しご紹介したいと思います。
IT特集の概要およびラインナップは以下のとおりです。
デジタル技術の進化により、我々の生活空間が大きく変わろうとしている。携帯端末でインターネットから様々な情報を簡単に取り出したり、クルマや家電製品を自在に操ったりできるようになった。モノづくりも、企業でなく個人でもできる時代がやってきた。IT(情報技術)が仕事や生活に再び革命を起こそうとしている。
・ITが導く「超現実」
・ビッグデータが常識覆す
・農業に医療にクラウド風雲
・万能端末ここまできた
・SNS・電子書籍はいま
・ネット事業、広く深く
・次世代無線、スピード進化
・スマートシティ最前線
・省エネ社会の潮流
「超現実」では、3Dプリンターの登場など3D技術の登場により、新たな仮想世界や3Dの世界を体感することができ、新たな新産業革命の可能性が紹介されています。AR(拡張現実)では、着替をせずに色の違う服を試着できる事例が紹介されています。
ビッグデータでは、嗜好から経済指標まで様々なことを予測できるようになり、ビジネスに活用していく事例が紹介されています。ビッグデータは予測による新たマーケティングの現場に新たなに気づきを提供し、様々なサービスも登場しています。
医療クラウドや医療クラウドの取り組みも紹介されています。医療クラウドでは、検査画像や診断結果、カルテ情報などをスマートデバイスなどからも閲覧できる事例や遠隔医療の事例が紹介されています。
農業クラウドでは、農業の生産性を高める取り組みとして、NECや富士通、日立製作所なども参入し、営農支援クラウドや農業経営を支援するクラウドなど、ITによる新たな農業革命の可能性が紹介されています。
スマートフォンやタブレットは、パソコンに取って代わる万能端末として様々な用途に広がりを見せています。
そのほか、電子書籍、ソーシャルゲーム、SNSや、LTEやWi-Fiなどによる高速無線社会の到来などについて紹介されています。
最後は省エネにも配慮したスマートシティです、各地で活用も始まり、海外展開も視野に様々な取り組みが進められています。
毎年、日経新聞の新年のIT特集は欠かさず目を通すようにしていますが、特に目新しいキーワードが並んでいるというわけではありませんが、事例も増え、IT自体が社会生活への浸透が実感できるようになってきているといえるでしょう。
担当キュレーター「わんとぴ」
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