暴風雨の中、ニッポンクラウドワーキンググループに参加して

» 2012/04/05

2012年4月3日、暴風雨の中17:00から「第五回ニッポンクラウドワーキンググループ」の会合に出席をしてきました。一部、活動の模様が掲載されています（関連記事）。暴風雨のため、欠席をされた方も多かったようですが、それでも数十名の方が参加され、盛り上がりを見せました。

今回のテーマは、「春だ一番！クラウドだ！」です。

今回のプログラムは、以下のとおりです。

　　第５回ＮＣＷＧ会合テーマ
　　「春だ一番！クラウドだ！」
　　１．会長からの挨拶
　　２．新規メンバー・協賛のご紹介
　　３．NCWGメンバー発表（株式会社オレガ、株式会社システムフレンド）
　　４．クラウドビジネス推進部会　報告
　　５．サムライクラウド部会　報告
　　６．スリーハンズ社からの各種ご紹介
　　７．連絡事項

新たに「サムライクラウドサポーター」の制度が紹介されました。対象となるのは、教育機関、研究者、これに準ずる団体、または団体に属する個人です。これまで民間企業だけの集まりでしたが、学識有識者の方々の意見は大変貴重になるでしょう。

クラウドビジネス推進部会やサムライクラウド部会から各々活動概要の報告がありました。注目となる取り組みは、ニュースリリースでも発表された「クラウド連携基盤「Samurai Toolkit」をオープンソースで公開」です。

第一弾としてID 連携モジュール「Samurai SSO」、UI 連携モジュール「Samurai Gadget」をMIT ライセンスで公開します。
「Samurai Toolkit」はニッポンクラウドワーキンググループのサイト（http://www.ncwg.jp/samuraicloud）からダウンロードすることが可能です。

クラウド連携に必要な機能をモジュール化してアプリケーションやデータのポータビリティを高め複数のアプリケーション、クラウドサービスの連携を容易に実現させるクラウド連携基盤となります。今後、数百社程度の導入を見込んでおり、本ツールキットを中心としたクラウドエコシステムの形成が期待されます。

会合の後は、懇親会です。会場は２７階で、暴風雨を感じさせないほど、見晴らしの良い会場でした。クラウド業界関係者と、かなり込み入ったお話をすることができました。