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ビジネスパーソンのための断捨離思考のすすめ

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久しぶりにじっくりと本を読む時間ができたので、少し自分の書棚の整理をし、もう一度「ビジネスパーソンのための断捨離思考」を読んでみました。

特に最終章の仕事との断捨離、そしてビジネスパーソンとしての断捨離について、少し考えさせられるところがありました。

ビジネスパーソンとしての断捨離とは、「いかにビジネスのプロとしての個性を持つか」という位置づけで、会社名を答えるのではなく、「自分は何のプロなのか」語れるようになることが重要であるとしています。「記憶に残る幕の内弁当はない」というように、例えば、峠の釜めしといったように個性のある弁当が商品としてのアピール力はあるでしょう。

ビジネスパーソンとして最も重要な一つに「人脈」があります。私も特に社外の人脈は重視し、例えばクラウド関係者の集まる会合などには極力参加するようにしています。本書に書かれている本当の人脈とは、数ではなく深められた関係で時間をかけて醸成していくものと指摘しています。ビジネスでは信用が問われ、きつい体験を共有したとの関係は深めやすいといえるでしょう。ソーシャルメディアは人脈のきっかけづくりには役立ちますが、次のステップはそれ以外のアプローチが必要となるでしょう。

そのほか、付加価値の高い情報の集め方、ビジネスパーソンの時間の過ごし方も参考になりました。ビジネスパーソンの時間は許容範囲を超えると、自然と効率的になり、時間の「ひねり出し方」が見えてきます。また、なんでも自分でやろうとする意識を捨て行動することの必要性も指摘しています。

「捨てる」ことで思考力が磨かれる。これまでの経験を捨てることで学習能力を高める。捨てるのには勇気がいりますが、自分自身が次のステップに進んでいくためには、自分の強みを生かせる分野に力を集中させ、それ以外はやらない、捨てる。ぐらいの勇気をもって主体的に考え、選択肢、行動していくことが、今の時代には益々重要になってきているのかもしれません。

 

 

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