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Android搭載スマートフォン NewモデルURL一覧と特徴について

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DIMEの今週号(2010/12/7)では「Android スマートフォン NEW モデル全15機種超速報」という特集が組まれていました。

iPhoneやWindows Mobileなどのスマートフォンと比べると圧倒的な機種数で、ドコモ、au、ソフトバンクとすべての携帯通信事業者から発売される予定で、購入を検討される方は、かなり迷うことでしょう。

そこで、DIMEなどの内容を参考に各社のAndroid搭載のスマートフォンを整理してみました。

NTTドコモ

  • GALAXY S SC-02B  高さ約122×幅64×厚さ9.9mm、約118g 4インチ OS:2.2
  • LYNX 3D SH-03C 高さ約123×幅62×厚さ13.4mm、約140g 3.8インチ OS:2.1 3D対応、ワンセグ等
  • REGZA Phone T-01C 高さ約126×幅62×厚さ11.9mm、約149g 4インチ OS:2.1 防水、ワンセグ等
  • Optimus Chat L-04C 高さ約116×幅58×厚さ15.3mm、約129g 3.2インチ OS:2.2 QWERTYキー

GALAXY S SC-02Bは、韓国のサムスン製で、フラグシップモデルで、世界の市場で700万台を出荷しており、中でも米国は300万台となっており、供給不足も続くなどの人気が続いています(関連記事)。超高精細な4インチの有機ELディスプレイを搭載し、重量約118グラムという軽さも魅力的です。

LYNX 3D SH-03Cは、シャープ製で、ガラケーと言われたワンセグやおサイフケータイなどの機能を搭載しています。最も特徴なのは、裸眼3D対応でディスプレイの奥行きを感じることができ、ゲームや映像などの3Dコンテンツも用意されています。

REGZA Phone T-01Cは、富士通東芝製で、防水機能を備え、ワンセグややおサイフケータイなどにも対応しています。また、ハイビジョン動画を搭載し、ATOK搭載で日本語入力が簡単なのが魅力的です。

Optimus Chat L-04Cは、韓国のLG電子製で、QWERTYキーを搭載しているのが特徴です。

 

au

  • IS03 高さ約121×幅63×厚さ12.6mm、約138g 約138g 3.5インチ OS:2.1 ワンセグ等
  • REGZA Phone IS04 高さ約126×幅62×厚さ12.2mm、約149g OS:2.1  防水、ワンセグ等
  • IS05 高さ約112×幅55×厚さ14mm、約132g 3.4インチ OS:2.2 ワンセグ等
  • SIRIUSα IS06 高さ約116×幅54×厚さ12.2mm、約109g 3.7インチ OS:2.2

スマートフォンで遅れていたと言われたauですが、今回は巻き返しが目立っています。無料IP電話の「Sype」を採用したのも画期的です。

IS03は、シャープ製で、ワンセグやおサイフケータイの機能のほか、オリジナルUI(ユーザインターフェイス)備えています。歩数計アプリも魅力的です。IS03は、今回のスマートフォンの中でも人気が高い端末です。

REGZA Phone IS04は、東芝富士通製で、ドコモの製品と同様に防水機能を備え、ワンセグややおサイフケータイなどにも対応しています。

IS05は、シャープ製で、ワンセグやおサイフケータイの機能が備わっており、CPUを800MHZに抑えた、お手頃な価格が予想されています。

SIRIUSα IS06は、パンテック製のグローバルモデルで、109gと今回発売されるスマートフォンの中でもっとも軽量となっています。

 

ソフトバンク

  • GALAPAGOS 003SH 高さ約121×幅62×厚さ12mm、約139g 3.8インチ OS:2.2 3D ワンセグ等対応
  • GALAPAGOS 005SH サイズ未定 3.8インチ OS:2.2 3D ワンセグ等対応 QWERTYキー
  • HTC Desire HD 001HT 高さ約123×幅68×厚さ11.8mm、約164g 4.3インチ
  • Libero 003Z 高さ約114×幅57×厚さ12.5mm、約110g 3.5インチ
  • 004HW 高さ約110×幅57×厚さ11.2mm、約120g 3.2インチ
  • DELL Streak 001DL 高さ約153×78×厚さ9.9mm、約220g 5インチ

ソフトバンクはiPhoneの印象が強かったのですが、今回は、携帯事業者の中では最も多い6台のAndroid搭載のスマートフォンを投入しています。また、海外の製品を採用するなど、グローバルモデルの展開にも積極的です。

GALAPAGOS 003SHは、シャープ製で、裸眼3D対応で、ワンセグやおサイフケータイにも対応しています。「ビューン」の電子書籍も利用できます。

GALAPAGOS 005SHは、シャープ製で、003SHにQWERTYキーを搭載している感じかと思います。

HTC Desire HD 001HTは、台湾のHTC製品で、重量は164gとやや重いものの4.3インチの画面の大きさは魅力的です。

Libero 003Zは、ZTE製で、日、英、中の3カ国の表示に対応しています。

004HWは、Huwaei製で、コンパクトなサイズで価格が1万円以下が予想されています。

DELL Streak 001DLは、デル製で、なんといっても5インチのディスプレイの大きさは魅力的です。スマートフォンというよりもタブレットに近いのかもしれません。

 

イー・モバイル

  • HTC Aria サイズ未定 重量115g 3.2インチ

HTC Ariaは、台湾のHTC製のグローバルモデルで、光学式のポインティングデバイスを備えています。

 

以上のように、今回は、シャープや東芝富士通のように、スマートフォン市場にこれまでのワンセグなどのガラパゴスケータイの良さを活かした端末の投入が特徴となっています。これまで、スマートフォンの購入をためらっていたユーザが、ケータイメールやワンセグ、おサイフケータイなどに対応するようになれば、購入が一気に進む可能性が考えられます。

 

私自身、今回は購入にあたって様子見をしようと思っています。理由としては、Windows Phone 7の日本市場での投入後(来夏ぐらいでしょうか)、Android端末と比較してどちらがいいか決めたいと思っています。

ただ、今回の15機種のAndroid搭載のスマートフォンの中で、もし購入するとしたら、ドコモ製で、REGZA Phone T-01Cか、LYNX 3D SH-03Cを考えています。

特に、REGZA Phone T-01Cは、4インチのディスプレイ、そして、ワンセグややおサイフケータイに加えて、防水機能、それから、ハイビジョン動画やATOKの日本語入力にも対応している点が魅力的です。また、LYNX 3D SH-03Cの裸眼3D対応も気になるところです。

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