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ツイッターとビジネス活用(5)~ブログとの相乗効果

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これまでツイッターのビジネス活用としてのメリットをいろいろあげてきました。ただ、ビジネスの視点で考えた場合は、ツイッターよりもブログのほうが効果が高いと考えています。

ブログの場合は、ツイッターと比べると、長い文章を論理的に書くことができるため、より専門性の高い内容を書くことができます。私の場合は、講演や執筆の依頼などは、「2,009年度の下期主な講演・執筆実績」にも書かせていただいたように、ほとんどがブログ経由からです。ブログを読み、その人の専門性を確認し、コンタクトをするケースが大半です。

ブログの毎日のPVの平均は2,000弱、そして、ツイッターのフォロアー数は2、000強です。ツイッターのフォロアー数はブログのPV数よりも多いのですが、おそらく、自分のTL(タイムライン)を読めている方は、数百程度のではないかと思います。そう考えると、質量ともにブログのほうが、私にとっては効果が高いと感じています。

基本的なスタンスとしては、ブログで常時ITに関する情報を発信し、ツイッター経由でブログへ誘導し、ブログの内容について、ツイッターで意見などをいただくという流れを考えています。ブログが起点となり、ツイッターでコミュニケーションをとり、DMでやりとりをするというケースも増えてきました。

幸いにも、ツイッター効果により、ブログのPV数もツイッターを始める前と比べると、2倍弱のPV数となっています。自分だけでなく、ツイッター経由でブログに誘導するケースが多くなっているのが大きく影響しているのではないかと思います。また、アルファーブロガークラスの方々がツイッターを多く使いこなすようになり、ブログの更新頻度が下がっているケースも見受けられます。そして、ツイッターの文字数に満足できずに、もう少し長い文章を読みたいといったニーズも増えているのではないかとも感じています。専門ブログへのニーズが高まり、希少価値が出てきているのかもしれません。

個人的な感覚ですが、ツイッターの影響によって、専門ブログへの評価が高まってきているのではないかと感じています。以前「ブログは専門性、Twitterは人間性を表現するツール」を書かせていただきましたが、ブログとツイッターのいいとこ取りをして、情報発信とコミュニケーションを繰り返していくことで、ビジネスとしての機会を少なからず生み出していくのではないかと考えています。

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