ブログと講演の関係
はじめての経験ですが、この1ヶ月で5回の講演(パネリスト含む)をさせていただきました。すべてクラウド関連なのですが、それぞれが異なる目的のものでしたので、仕事の合間をぬって資料を用意するのはなかなか骨の折れる作業でした。ようやく12月中の講演もすべて終了してほっとしているところです。幸いにも来年もすでに4本の講演依頼をいただいており、非常にうれしく思っています。
実はこれらの依頼のほとんどが、ブログがきっかけとなっています。中には「クラウド・ビジネス入門」を読んでいただいた方もいらっしゃいます。講師を探している中で、私のブログにたどり着くことが多いようです。これまで1000近くのブログを書いてきましたので、その確率もあがってきているのかもしれません。特に1年ちょっと前にプロフィール欄にアドレスを載せてからその依頼件数は圧倒的に増えてきています。
私が初めて講演とパネリストをさせていただいたのは、1年ちょっと前の10月の情報通信学会の関西支部大会です。おそらく200名前後の参加者がいらっしゃったと思います。これもブログとITmediaの記事がきっかけとなっています。このときは、当日までの1週間ほど緊張して眠れない日々が続きました。講演中も手が震えて自分が何を話しているのかわからず、頭が真っ青になるほど、緊張していた自分を覚えています。
それから1年ちょっと過ぎ、講演回数は15本前後にもなり、ある程度余裕をもって話をできるようになりました。参加していただいた方からは、「ずいぶん講演慣れしていますね」言われることがあるのですが、実は経験としてはわずか1年ちょっとしかありません。1年ちょっと前は、本当に人前で講演をすることなど夢にも思いませんでした。おそらくできたとしても10年、15年後だったらあるかもしれないと思っていたぐらいです。
人前で話をすることは、プレゼン資料の作成やプレゼン手法、それから自分自身のプレゼンス向上など、様々なメリットを得ることができます。講演をすることが目的では全くないのですが、ブログを書き続けてきた結果として、そういった機会に出会えるように、来年も努力していきたいと考えています。
ブログ継続は力なり