ツイッターが世界を揺らす
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日経産業新聞(2009.11.10)の一面に「クラウドが拓く 第2部リアルタイムの衝撃(上) ツイッターが世界を揺らす」という特集記事が組まれており、大変興味深く読ませていただきました。
以下、本記事のポイントを紹介させていただきたいと思います。
- ツイッターは、会員は5000万人を超え、クラウドが生んだ新しい情報のうねりである。そして、融合サービスが続々と登場している。
- ツイッターは世界のライブ中継である
- フォロアーの数は影響力を示すバロメーター(オバマ大統領の場合は、262万人)
- ツイッターのデータセンターはNTTアメリカが運用管理を一括して対応している。
- マイクロソフトとグーグルはラブコールを受け、両社に検索権を与えた。
事例の紹介
- オバマ大統領がノーベル平和賞の受賞が決まり、「謙虚に(受け止める)」というツイート(つぶやき)が大きな反響を呼んだ。
- 大統領選挙でメッセージの発信し、オバマ指示の流れをつくる
- 宿泊条件をいれるとホテル情報が自動検索される宿泊予約サービスの登場
- 地域と食べたい料理を入力するとお薦めのレストランを教えてくれるグルメサイト
- インターネットと放送との融合であるリアルタイム双方向サービスの実況の取組み
- ハドソン川の空港不時着事故のようなリアルタイム伝達手段
- ボット(自動返信機能)によるリアルタイム情報交換
- 商品の値下がり情報を提供する電子取引サイトの登場
以上のように、ツイッターは、リアルタイム性を生かし、アプリケーションと連携させることによって、様々なサービスを生む出す可能性をもっています。そして、世界規模でインパクトを与え、これからどんなことで世界を揺らすことになるのか注目されるところです。
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