五月病を考える
ゴールデンウィークが明け、多くのビジネスパーソンにとっては、長く感じる1週間が始まりました。この時期は五月病にかかる人も多く、アイシェアのデータ を見ると、新入社員や学生といった方々が多かったのですが、他の記事等を読むと、最近の経済危機による雇用不安により、中高年が五月病にかかるケースが増加傾向にあるようです。
また、フジサンケイビジネスアイの記事 によると、特に40代以上の女性が6割以上も五月病を自覚しているということです。40代以上の女性の自覚が多い理由としては、職場の異動や家族のことなど、不安も多いようです。五月病の原因がだんだん多様化しているように見受けられます。
ブログから話題やきざしを知るkizasiで「五月病 」で検索をしてみると、多くの人が「五月病」について書かれています。1年を通してその傾向を見てみるとこの時期が一番多いことがわかります。アイシェアのデータ では、五月病は7割が時間が解決してくれると回答しており、ブログ投稿の傾向から見ても一部読みとることができます。
また、Yahoo!の評判検索で「五月病 」を検索してみるとやはりネガティブな割合のほうが多いようです。
では、五月病はどのように乗り越えていけばいいのでしょうか? 竹内さん が寄稿された「ビジネスマンの不死身力:五月病を乗り越える6つのステップ」では、以下のポイントがあげられています。
1. ストレスに感じ、自信を失っていることを探す
2. 「何に無理をしているのか」をまとめる
3. 不満を口に出す
4. 無理している自分と対話する
5. 無理をしてきた自分にねぎらいの言葉をかける
6. 今起きていることで、何が得られたかを考える
この6つのステップにより、あなた自身の感情をコントロールでき、ストレスと上手く付き合えるようになる。
五月病は何かと気持ちが沈んでしまうこともありますが、ストレスとうまく付き合うことで新たな飛躍へのきっかけにもなるのではないかと感じています。