ビジネスに活かせる将棋の魅力
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私自身、小学校時代に本気で将棋のプロ棋士になりたいと思ったことがあります。小学校時代、中学時代は地元の将棋道場に通い、大人と将棋を指していました。高校時代では、部活はバスケットボール部に所属していましたが、将棋大会だけは助っ人で参加し、県大会(団体)で3位入賞したこともあります。県大会で負けた高校が全国優勝をしたことを聞き、もう少しがんばっていれば全国大会でも善戦できたのではないかと悔しく感じたことを今でも記憶しています。
将棋の世界では、一手一手が勝敗を分けるため、先を読む能力、あらゆる選択肢の中から最善の手を選び出す能力、自分自身の得意とする戦法(ポリシー)を持つこと等、様々な能力が求められることになるかと思います。1局を指すだけで、相当な集中力を要すため(特に持ち時間を使いきり、1分将棋になったとき)、対極が終わったときには、本当に脳がくたくたになったという感覚があります。
小学時代、インドネシアに住んでいて、なかなか外に遊びに行くことができませんでした。その時はひたすら将棋を勉強し、将棋を指していました。今となっては、ビジネスとしてかなり役立っているのではないかと思います。
「プロフェッショナルたちの脳活用法」でも羽生善治氏の集中力の使い方や、対極前に何も考えない時間を持つこと等のプロフェッショナルとしての取り組みが紹介されています。
また、梅田望夫氏も「シリコンバレーから将棋を観る」という本を出版されています。まだ読んでいませんが、是非読んでみたいと思っています。
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