東芝と富士通とシャープのNetbook
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4月20日と21にかけて、東芝と富士通とシャープからNetbookの発売が発表されました。
シャープのMebiusモデルの「PC-NJ70A」はやや高めで8万円前後、OSは意見が分かれるところですが、Vista Home Basicです。やや高いという印象はありますが、光センサー液晶を搭載している点が価格が高くでもユーザが購入したいと思うかどうかが興味深いところです。
富士通のLOOX初のNetbookで金額は6万円前後でOSはXP Home Editionです。比較的手ごろでオーソドックスな感じがしますが、辞書のソフトウエア等で差別化をはかっています。キーボードタッチもなかなかよさそうです。後発ながらも富士通のブランド力がNetbook市場でどの程度のシェアを確保していくのか興味深いところです。
そして、東芝のDynabook UXもよさそうです。特にバッテリーが標準で4時間、大容量で約10時間は、常時持ち歩きする人にとっては重宝できそうです。OSはXP Home Editionです。
いずれも魅力的なNetbookで、これまで台湾メーカーが優勢だったのですが、市場は日本勢が一気に巻き返しをすることが予想されます。私自身はType Pを既に購入しているのですが、600グラム前後のもう少し軽量のNetbookが増えてきてほしいなあと思っているところです。
Netbookの低価格化と高機能化が進み、そしてWiMAX等に代表されるようにモバイルブロードバンド化が今後さらに進んでいくことが予想されます。Netbookはクラウドコンピューティングの普及期において、クラウドサービスを表示するNet端末として、さらに大きな存在感を出していくことになるでしょう。
世界初:「光センサー液晶」を搭載した新型Mebius——シャープがNetbookに参入 - ITmedia +D PC USER via kwout
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