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モバイルへの対応を強化するGoogle Apps

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企業におけるGoogle Appsの利用が進む中において、グーグルはモバイルへの対応の強化を図っています。

グーグルは、2009年2月18日、これまでiPhoneやiPod touch向けに対応してきたGoogle Appsのモバイル版「Google Mobile App」を提供し、2008年9月12日には「Google Mobile App for BlackBerry」の提供を発表しています。 

そして、2009年2月18日には、「Google Mobile App for Windows Mobile」の提供を開始することを発表しています。Windows Mobile携帯からhttp://m.google.comにアクセスし、無料でダウンロードすることができます。さらに、検索機能も向上し、Webブラウザを立ち上げずにGoogle Searchを利用することができ、検索したいキーワードを入力すれば、履歴をベースにした検索候補のリストが出てきます。従来のモバイルブラウザを利用したGoogleからの検索に比べて、およそ50%の時間も検索結果を得るまでの時間を短縮できるようです。

また、Mobile Appの検索ボックスの横には、Maps、Gmail、Calendar、Photos、Newsなどのアイコンが並び、ワンクリックでアクセスすることができます。モバイルの利用において利便性が向上しています。

また、モバイルにおけるGoogle Appの利用範囲も広がっています。2008年2月13日からは、Google DocsのスプレッドシートがAndroid搭載のG1などの携帯電話やiPhoneで、これまでは閲覧しかできなかったものが、編集できるようになっています。

また、2009年2月18日には、オフライン(ネットワークに接続しないとき)でも利用できるiPhone向けの「Gmail」最新版を公表しています。オンライン中では、メールは携帯電話上のローカルデータベースに保存され、ネットワークに接続した際に、同期されるようです。

 

世界市場を見たときにパソコンよりも携帯端末の利用のほうが圧倒的に多く、常に持ち歩く端末であり、市場としてはパソコンよりも非常に大きいといえるでしょう。Google Appsが様々なモバイル端末するようになれば、グーグルのモバイルへの存在感も増し、携帯向けOSを提供するライバル企業にとっては、脅威にうつっていくことになるのではないでしょうか。

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