SH-04Aの魅力
先日、「BlackBerry BoldとSH-04A」というブログを書きましたが、非常にアクセスがありました。特にSH-04Aで検索する方が多いのに驚きました。2月中に発売が予定されているものの正式な情報がずっとなく、ようやく20日に発表という正式発表がありました。発売前において人気が最も高い携帯端末の一つといえるのではないでしょうか。携帯端末の販売台数が落ち込んでいる中、売り上げを伸ばすのではないかと感じています。
では、何故、ここまでSH-04Aはユーザにとって魅力にうつっているのでしょうか?
まず、iPhoneのレベルまでにはいきませんが、タッチパネルを搭載していることがあげられます。そして3.5インチの画面の大きさも魅力的です。携帯端末のディスプレイの大型化が進んでいますが、3.5インチの画面でタッチパネルというのは非常に魅力にうつるでしょう。
それから、これまでのQWERTY配列のフルキーボードの端末は出てきていますが、OSがウィンドウズモバイルなどが中心でiモードなど、ドコモが提供するサービスが一部利用できないというのが大半でした。今回のSH-04Aは、これまでの携帯電話とスマートフォンのいいとこ取りをした端末であるといえるでしょう。スマートフォンを本当は購入したいのだけれども、まだまだiモードなどのサービスを利用したいというユーザにとっては非常にフィットする端末ではないでしょうか。
QWERTY配列のフルキーボードも魅力ですが、さらには、Bluetoothワイヤレスキーボード「CPKB/BT」も利用できるのではないかと思われます。個人的には、iPhoneが思ったよりも市場に浸透していないのは、このキーボードがないということが大きなネックの一つになっているのではないかと考えています。
携帯端末がパソコンにとって変わるということが、よく言われていますが、テキストをスムーズに打てるということが大前提になってくると考えられます。私の場合は、毎日ブログを更新していますので、毎日テキストを簡単に書き込むことができる端末を求めています。もちろん、先日、購入したVAIO type Pもいいのですが、毎日欠かさず持ち歩くというわけではありません。携帯端末の場合は、毎日欠かさず持ち歩く端末であるので、キーボードが搭載されているのは、非常に魅力的です。
欲を言えば、SH-04Aにアンドロイドなどの携帯向けのオープンソースの共通OSが搭載されていないことがやや気がかりです。そのため、iモードサービスなどは利用できるかと思いますが、世界中で利用できるアプリケーションの利用においては、一部制限が出てくるのではないかと思われます。
個人的には、今発売されている携帯端末(予定含む)の中で一番何がいいですか?といわれれば、迷わず、SH-04Aですというでしょう。これから、アンドロイドやシンビアン、ウィンドウズモバイルを搭載し、既存のiモードサービスなどもできる環境が整うことになるかもしれません。おそらくこの1年間は、携帯向けOSの非常に激しい競争が繰り広げられ、ある程度の方向性が見えてくるのではないかと感じています。その勝者がある程度見えてから購入するというのも考え方としてあるかと思っています。
今ほしいという欲求と市場の動向などを見据えながら、SH-04Aを購入するのか、待つのか試行錯誤してみたいと思います。