オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

就職するならIT業界がいいかもしれませんね

»

株価下落等、景気減速感が強まっています。金融機関の破綻により、中小企業への貸し渋りも広がっています。そして、様々な業界へも影響し、倒産する企業も増加傾向にあります。

10月8日の日経ワールドビジネスサテライトによると、2010年の就職戦線が始まったようです。空前の売り手市場から異変が起き、就職戦線に異常が出てきているようです。企業側は採用計画を抑制する企業も出てくると予測しています。 

学生からあまり人気のなくなってきたIT業界ですが、今冷静に見てみるとどうでしょうか? 楽観的かもしれませんが、他の業界と比べると、全体的にあまり打撃を受けていないのではないかと感じています。グーグルは、2008年第3四半期決算(7月~9月)において売り上げが前年比31%増という決算発表をしています。

経営状況が厳しくなれば、やはり事業の効率性を高め、生産性を高めていかなければなりません。コスト削減も必要でしょう。例えば出張費を削減するために社内会議はテレビ会議に変えるとか、電話やFAXのやりとりからメールやグループウエア等の活用、そしてペーパレスの推進等、ITを活用することによって業務を改善することができるケースは多いでしょう。 

そして、IT資源を保有から利用する形態に変化しようとしており、必要な時に必要なIT資源を利用する、クラウドコンピューティングの流れが広がっています。ネットワークの市場は成熟していますが、プラットフォーム等の市場は今後も成長を続けていくことになるでしょう。個人的には、エンジニアの仕事が3Kと呼ばれたりしていますが、クリエイティビティの高い業務にシフトしていくのではないかと感じています。

そして何よりも新しいITトレンドに常に触れることのできる業界だと考えています。新しいことに触れていれば、自分自身のワークスタイルやライフスタイルにも磨きがかかります。今でも新鮮な情報に触れる機会も多く大変刺激を受けています。 

私自身はお勧めする業界です。景気低迷でどの業界か迷っている学生の皆さん、是非、IT業界を選択肢の一つに入れてみてはどうでしょうか?


Comment(0)