ドコモ2.0はどこに行ってしまったのか?
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約1年前、NTTドコモは、ドコモ2.0(Docomo 2.0)がというコンセプトを打ち出し、「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」コマーシャルでは、様々な反響を呼びました。
「ドコモ2.0の宣伝効果と販売効果」でご紹介しましたが、多くの芸能人等を起用し、ドコモ2.0の広告キャンペーン自体はユーザにとって好印象でしたが、販売成果にあまり結びつくことはありませんでした。
ドコモは4月18日、「新ドコモ宣言」を打ち出し、お客様志向のコンセプトを全面的に打ち出しました。コーポレートロゴも新しくし、ブランドロイヤリティの向上を目指し、CIから社内体制の見直し、製品のサービス・商品の再検討など幅広い分野で改革を図るようです(関連記事)。
「新ドコモ宣言」は、長期的な視点にたち、2011までロードマップを描き、“ONE docomo”による社内改革の実行、“基盤の強化”によるロイヤリティ向上を目指した統合マーケティング、“ブレークスルー”による成長などを展開することとしています。
では、「ドコモ2.0」はどこに行ってしまうのでしょうか? 「ドコモ2.0」のコンセプトは、「新ドコモ宣言」とは、異なると考えています。「ドコモ2.0」は「ドコモ3.0」となってバージョンアップしていくのでしょうか?それとも1年という短期間のキャンペーンで終わってしまうのでしょうか?
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