mixi(ミクシィ)ユーザは、3,000万人を越えて社会インフラになるのか?
「mixiの現時点のサーバー数は1,000。1日1台、少なくとも数日に1台のサーバーは必ず壊れる。ユーザ数は、2,000万人から3,000万人まで伸びていくと見ている。」
日経コミュニケーション(2007.7.1)にミクシィの笠原社長のインタビューが掲載されています。mixiのユーザ数が増えるにつれて、mixiはコミュニケーション・インフラとして位置づけされつつあり、深夜のピーク時にも止まらないシステム対策を講じていくことが重要となっています。
mixiは将来どの程度ユーザ数を伸ばしていくのでしょうか?このままのペースですすみ笠原社長の予測するように、3,000万人を超えるユーザ数を確保していけるのでしょうか?
2007年3月31日時点でのmixiのユーザー属性は、PC においての年齢層は、18~19歳:9.7%、20~24歳:33.8%、25~29歳:24.7%、30~34歳:16.4%、35~39歳:8.1%、40~44歳:3.7%、45~49歳:1.9%、50代以上 1.6%と、20代の合計が半数を超えています。20代の登録数が、他の年代にも広く普及し、また20代の人たちが30代、40代になったときには、3000万人というユーザ数も不可能な数字ではないのかもしれません。
一方で、この先MySpace等のmixiに対抗するSNSそしてSecond Life等がコミュニティ・インフラとしてmixiを脅かす存在になり、ユーザが一遍に入れ替わる可能性も十分に考えられます。
mixiのユーザが3,000万人を越えて固定電話や携帯電話等に継ぐ社会インフラになるか、それともmixiに変わる新たなコミュニティ・インフラが登場してくるのか、これからのmixiのユーザ数の推移に注目してみるとその動向が見えてくるのかもしれません。