Twitterによるクチコミマーケティングはブログに続くか?
先日(6/11)、「企業がTwitterをマーケティングに活用する時代?」というタイトルでマツダが「Mazda ロータリー40周年記念サイト」にTwitterをマーケティングで活用し始めた事例を紹介させていただきました。ITmedia News でも「「無料で手軽だから」――マツダ、Twitterをキャンペーンに活用」(6/22)の記事の中で、マツダの広報の方がインタビューを受けて詳しくその事例が紹介されています。
マツダの広報によると、やってみたら予想外に反応があり、Twitterにコメントを書くMatsudaRotaryのフレンドは70人にも上り、Twitterによるマーケティング効果の高さを感じているようです。今後は海外で行うイベント等にもブログパーツを紹介し、英語のコメントが集まる仕掛けを考え、Twitterをグローバル規模でのマーケティングに活用していくようです。
ブログによるクチコミマーケティングは高い評価を受けていますが、Twitterの場合はどうでしょうか? Twitterはコメントの文字数が限られているからこそ、その商品の良さを短く直感的に(独り言のように)書くため、ユーザにとってはその商品の良さが直感的に頭の中に記憶されていくのかもしれません。(一方で商品の良さを伝えきれないというデメリットもあると思います。)また、Twitterはグローバル規模で利用されていますので、グローバルに商品を展開している企業にとっては世界規模でマーケティングを展開できる可能性もあるでしょう。
今までは、企業が「ブロガーズ・ミーティング」を開いてブロガーを集めて、自社商品のクチコミマーケティングに活用する形が注目されていました。次は企業がTwitterのユーザを集めて「ツィッターズ・ミーティング(Twitters
Meeting)」を開催して、自社商品のクチコミマーケティングに活用していく日ももしかしたらそう遠くはないのかもしれません。