Googleのサービスは相変わらず不気味便利──Googleマップの「タイムライン」
フリーになってはや5年になります。今週、フリーになって初めて平日に休みました。だんながサバティカル休暇なので、旅行に行ったのです。平日に1本も記事を書かなかったのは初めてです。
それはともかく、旅行ではGoogleさんにいろいろお世話になりました。
2012年にGoogleがプライバシーポリシーを改定した際、「すべてのサービスの個人情報をマージできれば「Googleカレンダーの予定、Android端末のGPSデータ、Googleマップの交通情報などから、ユーザーが予定に遅れそうだと警告できるんだよ」と説明したんですが、それがほんとにできるようになってますね。
旅行では、GmailとGoogleマップ、GoogleフォトとGoogleマップの連係が特に便利。一休とかReluxとかで宿を予約してコンファメーションメールを受信すると、それがGoogleマップの「予定」タブに登録されます。当日はこれをタップして目的地として表示し、現在地からのナビを開始すれば道に迷うこともなし。
おまけにチェックイン時間から逆算して「そろそろお出かけの時間です」とプッシュ通知してくれます。
楽しかった旅行の思い出も、しばらく経つと「あの旅行でランチに寄った蕎麦屋さんてなんて店だっけ」とか、だんだん忘れちゃうものですが、Googleマップの「タイムライン」機能をオンにしておけば、何も入力しなくても、自動的に立ち寄ったスポットをすべて記録してくれます。しかも、その場で撮影した写真がタイムラインに表示されます。写真をタップすれば、そこで撮影した写真を全部閲覧できます。
今回は黒部ダムに行ったんですが、ダムの迫力に興奮して100枚近く撮影しちゃった写真中、比較的まともな(とGoogleが判断した)47枚をGoogleマップで閲覧できるんです。
Googleフォトでも勝手に旅行アルバムを作ってくれるし。ただ、Googleフォトのアシスタントが勝手にピックアップして加工する写真はまだちょっと「なんでこの写真を選んで、こういう効果にしたの?」というものが多いですが(下の写真がその例です)。