「シン・ゴジラ」と「君の名は。」を見た幸せな夏
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「シン・ゴジラ」の興奮冷めやらぬ中、「君の名は。」も見てきました。2つは並べて語るものではないと思いますが、少し共通点もあります。
両方とも邦画で、SFで、監督が本当にやりたかった映画で、監督の引力でスタッフが集まった感じがするところ。
新海誠監督作品はアイティメディアの記事で知って衝撃を受けて以来見ています。「君の名は。」は新海監督が好きな、新海監督も好きな(相思相愛な)人達が集まって作った匂いがしました。メジャー系なのに。
RADWINPの音楽がぴったりだし、神木隆之介の声も合ってたし。エンドロールに(成駒屋の御曹司)「中村壱太郎」とあったのでへぇぇと思ったら、秒速5センチメートルからのファンだったそうです(そういえばシン・ゴジラの中の人は野村萬斎でした)。Special Thanksに岩井俊二の名前もありました。
実はこの夏は「インデペンデンス・デイ」と「ファインディング・ドリー」も見たんです。ドリーは「よくできたお話だなぁ」とは思いましたが、安心して見られる高級娯楽作品という感じで、わくわくはしませんでした(同時上映の、先端技術駆使の短編の方が良かったのは毎回のこと)。
「シン・ゴジラ」と「君の名は。」。内容は全然違うんだけど、ハリウッド映画からはあまり伝わってこない強い思いや勢いを感じられる、すごい映画を立て続けに見られて、幸せな夏だったなぁと思いました。
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