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ターゲティング広告はユーザーにとってもいいもののはずなのに、なんで気持ち悪いんだろう

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Facebookが先週さりげなく、「これからはFacebookのアカウントを持っていない人にもFacebookのデータに基づくターゲティング広告を表示できるようにするよん」と発表しました。

クッキーによる追跡とFacebook内の「いいね!」などのデータを駆使して、Facebookユーザーではない人にもFacebook以外のWebサイトで好みに合わせた広告を出せるようにするというのです。

どうしてそんなことができるのかというと、なにしろ16億5000万人以上のユーザーを擁するFacebookですから、どういうタイプの人がどういう広告を好むかというビッグデータを持っているわけです(もちろんこの数字がそのまま実名登録で正直にプロフィールを登録し、広告設定を有効にしている人の数だとは思えませんが)。

このデータを活用することで、Facebookと一見関係ないWebサイトでもFacebookの広告ネットワークの広告枠を持っているところであれば、Facebookユーザーじゃなくても、ある程度ターゲティングされた広告が表示されることになるのです。

どうせ広告を見なくちゃいけないなら、自分の好みに近い広告の方がいいでしょ? とFacebookは言うけれど、たしかにそうなんだけど、なんでこう、気持ち悪いんでしょう。

なんなんでしょう、この気持ち悪さ。

見ず知らずのおじさんがいきなり「こういうのお好きでしょう? どうぞ」とほんとに自分が好きなお菓子をくれたときの気持ち悪さ、と言えばいいんでしょうか。このおじさん、なんで私の好みを知ってるわけ? ストーカー? という。

おじさんとしてみればストーカー呼ばわりは心外でしょう。だって、私の行動を監視していいと、私が許可したんだから。

ネットで無料で便利なサービスを使うというのはそういうこと。嫌なら使わなければいいいのです。

でも、使わないわけにもいかないので、なるべく自分の好みデータが拡散しないように、今日も「Facebook広告設定」で初期設定が有効になっている「Facebookグループ企業外のアプリやウェブサイトでの広告の表示」をそっと無効にしたのでした。

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