iPhone 5cのカラバリがXiaomiのMi 2と同じなのはもちろん偶然ですごめんなさい
(タイトルに関連する話は、かなり下の方にあります。)
Nexus 7を掲げる写真でお馴染みの元Android製品管理ディレクター、ヒューゴ・バラさんが中国のXiaomi(シャオミ)に入社したというニュースを、ゴシップ好きな私ってばサーゲイ・ブリンの離婚と関連付けるというお下品なことをしました。
でも、タイミングはどうあれ、ヒューゴさんはずっと前からXiaomiに行くことを決めていたそうです。
この投稿でもちょっと触れましたが、XiaomiにはたくさんGoogle出身者がいます。 ヒューゴさんはGoogle入社当初から、(当時は同僚だった)Xiaomiの社長、リン・ビンさんと知り合いだったと、AllThingsDのインタビューで話しています。
リン・ビンさんたちがXiaomiを立ち上げてからも、Androidのサードパーティーとしてずっと気にかけ、アドバイスしたりしているうちに、なんとなくうちに来ないか的なことを言われるようになり、若い(LinkeInから推測するに38歳くらい)ヒューゴさんは「一生のうちの一時期をアジアで暮らしてみるのもいいかも。それに、Xiaomiみたいにこれからの会社に参加するのは面白いかも」と思うようになったと語っています。
Nexus 7(2013)とKit Katが手を離れたらGoogleを辞めようと思ってたんですって。なにしろ、XiaomiはAndroid端末メーカーですから、Googleとの関係が悪化したら元も子もないわけで。
ところでXiaomiは「東洋のApple」などと呼ばれることもあり、Webサイトの製品写真もかなりAppleを意識している、と「“スティーブ・ジョブズとくらべないで”とXiaomiのレイ・ジュンCEO」という投稿で書いたんですが、なんというか、これを言うとものすごく一部の人たちから怒られそうなんですが、ええ、偶然ですが、iPhone 5cのカラバリが、ずっと前に発売されたMi 2と同じ。。。ごめんなさいごめんなさい(下図の左がiPhone 5c、右がMi 2)。
Mi 2は約3万円で、iPhone 5cは約7万円です。スペック的にはカメラやストレージは同等で、RAMはMi 2の方が倍、プロセッサも1.7GHzで上です。実際の使い勝手が違う、というのはあるでしょうけれど、これでは中国の人がiPhone 5cを「高過ぎ!」と言うのも無理はありません。
Xiaomiは先日「Mi 3」を発表していて、これは全然似てないのでよかったですね(誰に言ってる?)。
まあとにかく、Xiaomiは今、とても勢いのある会社なわけです(無理やりな話の展開)。
でもXiaomiの社員のほとんどは中国人。多分、CEOは英語はあまり話せないじゃないかと思います。なので、ヒューゴさんはただいま中国語の猛勉強中。ブラジル出身の彼にとってはポルトガル語がネイティブ。英語、スペイン語、フランス語を使いこなすんですから、難しい中国語もマスターできるでしょう。