在宅な私が言うのもなんですが、Yahoo!の在宅禁止にも一理あると思う
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米Yahoo!の総務の偉い人、ジャクリーヌ・レセスさんが先週金曜日に「在宅勤務禁止」という社内メモを回したことが物議をかもしています。日本でも今日になって記事が出てきました。
このメモにどの程度の効力があるのか、出産直後は自らリモートオフィス状態だったマリッサ・メイヤーCEO自身はどう思っているのか、気になるところです。まあレセスさんをYahoo!に引っ張ってきたのはメイヤーさんなんで、2人のコンセンサスはとれているんでしょうけども。
社内メモはきっつい語調で誤解を招きそうですが、子どもが熱を出そうが介護が必要な親がいようがオフィスに出てこない奴は首、という話ではないんじゃないかなと思います。現在あまりにも“勝手に”リモートオフィスにしている従業員が多いので警告しただけなんじゃないかなぁ。
新しいサービスを開発するとかそういうイノベーティブな仕事は、絶対いろんな人に「このアイデア、どう思う?」って気軽に聞けた方が可能性が広がると思います。ビデオチャットでもいいかもしれないけど、カフェで偶然近くにいる全然違う部署の人に意見を聞くといったことは、オフィスでフィジカルに接触しないとできません。
そういえば、昔オフィスに「たばこ部屋」があったころ、思わぬ社員同士が仲良しだったり意外なプロジェクトが立ち上がったりしていた気がします。
FacebookもGoogleも、新しいオフィスには従業員同士がすぐに出会える工夫を凝らしています。
あ、私がやっているのはイノベーティブからはるか遠いところにある、1人でやるしかない仕事なんで、在宅でいいんです。えっへん。
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